[<前の日] [次の日>]

1999年11月17日

二の腕がボンレスハムみたいだとは言わせない

「渋皮くーん、ごめーん。待った?」
「僕も・・・」
「今来たところね? 良かった! じゃーん、今はやりの肩のところがない服着てきたんだけど、どう?どう?どう?」
「うーん・・・」
「かわいいって言おうとしてるんでしょ! 照れなくていいの! きゃー、やっぱし、似合ってるんだー! かわいいんだー! 似合っちゃってるんだー! わたしー!!」
「っていうか・・・」
「買って良かったー! わたし最高!! ひゅーひゅー!」
「あ、あの・・・」
「そいで、渋皮くんは今日なに食べたいの?」
「あ、えっと、中華?」
「え〜〜〜!、中華〜?」
「や、何でもいいです、別に」
「じゃあ、今日は和食!!」
「・・・」
「どうしたの? 何か言いたいことあるなら言ってよ!」
「うん」
「会話はキャッチボール!!」
「うん、・・・えっと、何でもない」
「変な渋皮くーん」








[いもむし日記] [一覧に戻る]