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1999年11月11日

傘をささずに走れ

今日、会社から自分の車が止めてあるところまで傘ささずに走りました。にょろにょろ全力疾走したんですけど、かなり濡れちゃいました。あ!!! 今、「濡れちゃいました」っていう言葉に10万人近い人が反応したでしょ? ひゃー、やらしい! こわい! こわいです! こわすぎます! もう夜ひとりで道を歩けない! 夜になると目が光るし!(夜行性) なんでそう言う目で日記を読むの! もうそんな目で見ないで! こわい! 誰か来て〜! 変な人がいるの! わたしじゃなくて!!





雨宿りでウミウシ

「なんで雨降ってるの! 聞いてないよ!」

そこに通りかかるまだらくん。

「あれ? フェイクさん傘持ってないんですか? 良かったら、これ・・・」

まだらくん、恥ずかしげに傘を差し出す。

「でも、これ借りるとまだらくん濡れちゃうよ!」
「僕は別にいいですよ、フェイクさんが濡れなきゃ、ほら!」

と、言って雨の中に走り出すまだらくん。

「雨に濡れるってけっこう好きなんです! あはははは」
「わたしもー!」

そう言ってまだらくんに走り寄るわたし。

「わっ! ふぇふぇふぇふぇフェイクさん! ちょちょちょっと! 体が緑から紫に変化してます!」
「あ〜、なんでか知らないけど最近雨に濡れると紫色になっちゃうのよねー、ウミウシ!」
「・・・」








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