シチュエーション的には、居酒屋で4、5人の少人数で飲んでて、たまたまかわいげな女の子と近い席になれて、うひょーラッキーてなときに
「あー、なんか少し酔ってきちゃったー」
「だ、大丈夫っすか」
「・・・あのー」
「なんすか」
「前から思ってたんだけど、○○くんって、××
なんだね」(誉めてる内容)
「え? そんなことないってえ」
(照れながら)
これですよ、これ。これ言いたいなあ。自慢じゃないですけど、このセリフを女の子に言ったことないっすね、自分。ああ、言いたい。
でも、この○○と××に入るセリフが重要なんすよ。例えば○○に
僕を仮定しちゃうと
「やすだくんって、陰湿でいつも暗くて気持ち悪い感じだよね」
「え? そんなことないってえ」
って、これじゃあ単なる自己弁護だし、これ僕の日常だし、つらいし。
「やすだくんって、ホームページとりあえず凝ってるよね」
「え? そんなことないってえ」
っていうのじゃ現実否定してるし、次に続くセリフは多分「他にすることないんでしょうね、友達いなそうだし」とかだからそれ誉めてることにならないし。
「やすだくんって、疫病神って感じのキャラだよね、
近くにいると損しそう」
「え? そんなことないってえ」
って、それは違う意味になってるし。
やっぱ、一番言って欲しいのは、
「やすだくんって、△△に詳しいんだね」
「え? そんなことないってえ」
そう、そう、これですよ、これ。この感じですよ、僕が求めてるのは。でも、この△△に入るのが僕の場合、皆無ですよ。何もないもの。今までの人生の中で突き詰めたものというかが。強いて言えば「教育テレビの趣味専科もの」とか「一部のアイドル」とか「現代岩下概論」とか「どうでもいいこと」とか、そういうやつにしか当てはまらないもんな。それじゃあ、やっぱり誉めてることにならないから、一生、照れながら言うことはできなそうだな。非常に残念。
最後に僕の現実はというと