僕が女性に言いたいセリフ

1996/11/28

 女性に言いたいセリフは、やっぱりこの少しうつむいて照れながら言う「そんなことないって」っていうこのセリフですよね。

 シチュエーション的には、居酒屋で4、5人の少人数で飲んでて、たまたまかわいげな女の子と近い席になれて、うひょーラッキーてなときに

「あー、なんか少し酔ってきちゃったー」
「だ、大丈夫っすか」
「・・・あのー」
「なんすか」
「前から思ってたんだけど、○○くんって、×× なんだね」
(誉めてる内容)
「え? そんなことないってえ (照れながら)

 これですよ、これ。これ言いたいなあ。自慢じゃないですけど、このセリフを女の子に言ったことないっすね、自分。ああ、言いたい。

 でも、この○○と××に入るセリフが重要なんすよ。例えば○○に 僕を仮定しちゃうと

「やすだくんって、陰湿でいつも暗くて気持ち悪い感じだよね」
「え? そんなことないってえ」

って、これじゃあ単なる自己弁護だし、これ僕の日常だし、つらいし。

「やすだくんって、ホームページとりあえず凝ってるよね」
「え? そんなことないってえ」

っていうのじゃ現実否定してるし、次に続くセリフは多分「他にすることないんでしょうね、友達いなそうだし」とかだからそれ誉めてることにならないし。

「やすだくんって、疫病神って感じのキャラだよね、 近くにいると損しそう」
「え? そんなことないってえ」

って、それは違う意味になってるし。 やっぱ、一番言って欲しいのは、

「やすだくんって、△△に詳しいんだね」
「え? そんなことないってえ」

そう、そう、これですよ、これ。この感じですよ、僕が求めてるのは。でも、この△△に入るのが僕の場合、皆無ですよ。何もないもの。今までの人生の中で突き詰めたものというかが。強いて言えば「教育テレビの趣味専科もの」とか「一部のアイドル」とか「現代岩下概論」とか「どうでもいいこと」とか、そういうやつにしか当てはまらないもんな。それじゃあ、やっぱり誉めてることにならないから、一生、照れながら言うことはできなそうだな。非常に残念。

 最後に僕の現実はというと

のうみそちゃん話しかける

とこんな感じで、無視されることが非常に多い。




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