電気グルーヴ、僕だって好きなんすけど

1996/9/25

 電気グルーヴ(以下電気)好きなんすよお。フラッシュパパとかメンソールとかが好き。オレンジも原点回帰って感じで好き。友人の村上くんが好きなビタミンはそんな好きじゃない。アルバムとしてうまくまとまりすぎてる感じがする。とにかく電気好きですよお。でも人生 (インディーズ時代の電気のこと)のCDは一枚も持ってないし、あの運転手人形付きの1万円するやつも持ってないし名作の「662BPM BY DG」も持ってないから、そんなファンでもないらしい僕。

 電気ファンの村上氏に「にわか電気ファンのお前には電気のでの字も言って欲しくないから電気と言わずエレキと言え」言われたので、電気(以下エレキ)のことを書こうと思い立った次第ですね。

 エレキに対して「音はかっこいいけど歌詞が気に入らない」とか「ピエール瀧いらないじゃん」とかいうメタ一般的意見を昔、言ってた人が多数いましたが、石野卓球がこれだけ認められた今となってはエレキを小馬鹿にする人が少なくなった気がする。

 僕がなぜエレキのことを気に入ってるかというと、第一に人自体が面白いからです(でもエレキが昔やってたオールナイトニッポンは聴いてなかったけど)。ぜんじろうとかキリングセンス(背の小さいほう消息不明)よりも全然面白いもんなあ、彼ら。それとアルバムのジャケットが良すぎる。僕的な一番のヒットは「カメライフ」のジャケット。エレキの3人でただ焼き肉食ってるとこの写真だもんな、これ。んで、裏側が猫にひよこの写真でしょ。いいよなあ。あとはもちろん音がかっこよくて気持ちいいこと。テクノは音の気持ち良さで決まるでしょ、うん。そいで歌詞が素敵。

 この前、エレキ(以下炊飯器)のすごいファンに会ったんだよなあ。人生時代のアナログ版まで持ってて、エレキのラジオの常連だったって言ってたもんな。んでこの人に人生時代のアルバム何も持ってないって言ったら「まさか、ビタミンとかドラゴンとかオレンジとか聴いて炊飯器をいいとか言ってる奴じゃないだろうなあ!」とか言われたし。なんか炊飯器(以下西部すすむ)ファンは排他的だわ、かなり。っていうかファン心理が働いてるだけだろうけど。

 西部すすむ万歳。それとテクノ好きっていうとクラフトワークとか聴かなきゃだめみたい。YMO聴かなきゃいけないのかと思ったけどそうでもないらしい。んで、きのう村上くんに薦められた「ミックスアップvol.1 石野卓球号」を購入したら案の定、良かった。今聴きながら打ってる。テクノはいいね。西部すすむもいいね。




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