第一日目 1998.09.12 - 剣山 - とりあえず、さくらいくんが来徳してくれました。イエー。んで、早速、どこ行く?って感じでなんとなく『剣山』って言ったら本当に行くことになってしまいました。なんで剣山?そんなこと言っちゃいけません。行くしかないんです。というわけで、るんるん気分で剣山目指しミニカで山道登ったり降りたりしてみました。なんかミニカちゃんひーひー言ってました。なんかミニカちゃんにはかわいそうなことをしたな。
剣山の道程になんか神社があったので止まってみました。確か「白い神様」とかいう名前だったんですけど、意味不明ですね。とりあえず、祈ろうと思ったんですけど建設中みたいでおじさんたちがわらわら工事してました。工事中の神社ってのもなんか変な感じです。ここで座っておにぎり食べたりしてピクニック気分でした。
で、剣山に着いたはいいんですけど、車で頂上まで行けないんですね。リフトまで頂上付近まで登らないと行けません。そのリフト代が900円くらいして高いなーと思いつつ乗りましたけど、リフトって怖いですね。なんですか、これ。スキーとか一度もしたことのない僕としてはただただ怖かったです。まー、その恐怖が9 00円っていうと安い気がしますね。
そいで、リフト降りたら頂上ってわけじゃなくてけっこうな距離登らないと頂上じゃないらしいことが判明。しかもいろんなコースを選べちゃうっていうのがいいですね。若者らしく、一番ゆったりしたコースを選んでみました。急坂コースなんてのを登っちゃうのは良くないですよ、躰に。んで、とことこ登っていきました。
んで、村上くんに「死ねば?」とまで言われた腰に手を当て遠くを指を指すポーズ(いわゆる死ねばポーズ)をしてるところを登山と飛行機でお疲れのさくらいくんに無理矢理頼んで撮ってもらいました。や、村上くんに死ねば?なんて馬鹿にされちゃうとやっぱりそういうポーズしたくなるのが人情というものですね。
これでもか!っていうくらい執拗に撮ってみました。撮ってるとき意味ないなーと思ってたんですけど、こうできあがったものを見ても意味ないですね。ぜんぜん全くもって意味ないですね。なんなんでしょう、これは。っていうか村さんはこんなところ読まないと思いますけど、どうでしょうか?(ほくそ笑み)
んで、せっせと登っていったんですけど、日頃まったく運動してないので汗が噴き出してとまらなくなり、はあはあなってしまいました。違うことで、はあはあしたいのに、なんとも僕は健康的です。何気に神社発見。祈りました。真ん中の写真ですけど「天地一切の悪縁を絶ち、現世最高の良縁を得る」ってことなのでよろしく>神様。やー、これで僕も良縁成就できるんですね。りがとうございます。
この神社で一休みしてまた上を目指しました。いやーなんか距離ありますね。もう、いいって感じです。早く頂上に着いてください。お願いします。そんな気持ちで登っていきました。そういえば、登る途中、土曜日ということもあり、たくさんの人たちとすれ違い「こんにちはー」と挨拶しましたが、普段、挨拶を極力しようとせず、人と目を合わさない僕としては約1年分の挨拶をしたと思います。
で、とうとう頂上に着きました。ばんざーい。結局、小一時間ぐらいかかりました。でも爽快感よりも人多いなって感じでした。カップルが肩を寄せ合ったりしてる風景もかなり目に入って、いやな気分になりました。山にまで来てもやっぱりそういうラブラブな状況を見せつけたいんですかね。そういう状況になったことないんで想像を絶します。で、ここで寝ころぶなどして一休みして、そそくさ山を下りました。
また、900円です。3回乗ったら写真集買えちゃいます。下りるときも相変わらず僕は怖かったです。やー、こういうのだめですね。僕ほど外に出歩く事に不向きな成人男性っていないんじゃないかと思いました。
んで、下山して売店でアイス食べました。この売店の宣伝文句は「XXXX 650円 おいしいよ!」なるものでだいたい統一されてました。しかも字体が女子高生が書いたような字だったんですけど、売店の中にはおばあさんとおじいさんしかいません。きっと孫にでも無理矢理頼んで書かせたんでしょうね。ここで、お湯を啜りながら今まで撮ったデジカメの映像を見ていたら、おばあさんたちに囲まれて「なに? それ?」とかいう感じで攻撃されてしまいました。アイスのボックスに顔をつっこんでる左の写真のおばさんが一番攻撃してきました。でも、状況的には女性に囲まれてるってことでけっこう幸せかもしれなかった一瞬でした。
んで、写真はないんですけど、うちに帰ってから串八@四国大前にさくらいくんとふたり行きました。このとき、串八の娘さんはいらっしゃいました。でも、なんでデジカメ持参じゃなかったんだろ? 悔やんでも悔やみ切れません。んでも、久しぶりに酔いながらさくらいくんと話せてしあわせでした。
第二日目 1998.09.13 - 爆睡 - この日について特に語ることはない。結局さくらいくんは午後4時まで爆睡していました。午後4時? 何だよ、それ。その間僕は、絵を描いたり、インターネットに繋いだりして暇を潰してました。で、王将でオラもう腹一杯で動けねえってくらい食べて、もののけ悲鳴のビデオ借りてきて観ました。それだけの1日でした。
第三日目 1998.09.14 - 淡路島 - 今日は淡路島です。初めてミニカで高速に乗りました。またしてもミニカちゃんはひいひい言ってました。ミニカちゃん、ごめん。ここ何日かの辛抱です。んで、特に行くあてもなかったので、目に付いた「淡路香りの公園 - ハーブと香りのオアシス 自然と安らぎをあなたに - 」ってのに行ってみました。今日は平日ということもあり、人がぜんぜんいなくて良かったです。というか、たぶん、ゴールデンウイークとかでもここには人は来ない。そんな気がします。
一応、案内パンフレットみたいなのが備え付けられてるんですけど、見てもなんか特に何もないってのが分かるだけでした。それになんかメンテナンス中というか植林中でしたしね。ある程度高台にあるので、風景はそれなりでした。
『←順路』って書いてあるのがあったのでとことこ歩いて行ったんですけど、いろんな花・木が植わってるだけでした。ってそういう場所ですけどね。花の匂いをこうしてゆっくり嗅ぐってことなんて子供のとき以来だったので20世紀ノスタルジー。こういうところにプリティでもないステディと来ると良さそうな気がします。気がするだけかもしれません。
右の写真の彫像ですけど、こういう彫像って女性が裸でいることが多いですよね。やっぱり女性の存在自体がやっぱりそういうものなんでしょうね。いいですよね、女性の存在。女性の裸ってのは美しいですもんね。もっとこういうオブジェクトを増やそう。むやみに増やそう。町中、こういうのだらけにしよう。そう思わずにいられません。というわけで、淡路香りの公園を後にしました。行く当てもなく。
ここはひどすぎた。本当にひどすぎた。世界なんとかかんとか観音像。名前思い出せない。ひどすぎるので是非時間とお金を持て余してる人は行くといいと思います。だって、夏だっていうのにクーラー効いてませんからね。展示品とか見てるとき暑くて汗出てきますからね。世界一高い像たてるんだったらクーラーぐらいいれとけよ! 中で今どき扇風機まわってるんだぜ。すげーよ。
で、脈絡ないのよ、ここ。一貫性がないっていうの? 庭に機関車置いてあったり、2階が美術館(プレートがはずれてたり、まったくないものもある)だったり、訳分かりません。入り口の石碑になんか建てた由来とか書いてあったんですけど、年代間違えてて、上から白い文字で修正してあるんだぜ。すげーよ。もちろん石碑だから彫り直せないからしょうがないけど、ずさんだなまったく。ちなみに左の絵の題は『ブス』。すげーな。
1階はまだ許せる。四国88カ所のなんとかってのがあって、そこの土(と思われる)と賽銭箱がその数だけあって、んで十二支の守護神みたいなのがあって賽銭箱がその数あって、さらに布袋さんとかエビスさんとかその手のやつがあってこれには賽銭箱はなくて、ふう、やっぱ、許せない。何なんだここ?
そんなこと言っても屋上からの風景は最高なんだろうなと思ったらぜんぜんそんなことはありませんでした。なんか柵に無数におみくじらしきものが結びつけられて、その風景見た瞬間気持ち悪かったです。っていうかね、あんだけでかい建物建てといてすごい狭いのよ。僕の今住んでる社宅の風呂場ぐらいの広さですよ。んで、半分は室内なんですけど、天井から配線とかパイプがむき出しになってたもんな、すげーよ、ここ。というわけで左の写真は柵から手を出して撮りました。
んで、最後に3階か4階に行ったんですけど、何の説明もなしに戦国系の鎧がずらーっと並んでました。インパクトはありますけど、だから?と冷たい顔して言われたらおしまいです。ここの畳の上で一休みしました。さくらいくんは一服。ついでにおみやげの売場にも寄ったんですけど、ビー玉つかみ放題100円とかあって、これには受けてしまいました。記念にやれば良かったのかもしれませんけど、ここに長くいるとパワーが吸い取られてしまうんで、急いで外にでました。いやー、こわいところですわ、ここは。呪われてる。
気を取り直して、昼食。うどんです。やっぱりうどんですね。うまいですよ、四国系のうどんは。腹もいっぱいになったっていうことで、僕的には本当はお昼寝の時間なんですけど、次なる土地を目指しました。
淡路島の島の縁をミニカちゃんで走ってるとなんか故郷の横須賀を思い出します。うーん、いいですね、こういう海岸沿いを車で走るというのは。んで、ちょうど良さそうなポイントがあったので、車を止めて海岸をうろうろ徘徊してみました。若者があの水上でグイーンって気持ちよさそうに走る乗り物(名前が分からない)でこれ見よがし的に海の上をぐるぐるしてました。女の子もいて楽しそうでした。っていうか多分、絶対楽しい。
で、ここで撮った写真および次のうずしおラボで撮った写真の何枚かがぼけてます。マクロをなんかの拍子にオンにしてしまったせいです。まあ、でもなんかぼけてる写真も味わい深くていいですよね。いやー、でも海ってけっこう良いものですね。どうしてもフナムシはいやいやなんですけどね。
うずしおの博物館みたいなところに帰り際に寄ってみました。別にうずしおのことなんて知りたくないんですけど、うずしお科学館に入りました。受付には綺麗系のおねえさんです。ああいう綺麗系の受付のおねえさんっていうのは何を考えて日常生きてるのか不思議でしょうがないです。本当にああいう人は何を思いながら毎日を繰り返してるんだろうな。ま、そんな感慨に耽りながら、うずしおについて学びました。うずしおの映画とかいって今時3Dのめがねかけて観ました。なんかみんなかっこよかったです。内容はしけしけですけど、太鼓音楽ががんがんにかかっててテクノっぽくて良かったです。
なんか左の写真のさくらいくん異星人みたいですよね。なかなかぼけ具合といい良く撮れた一枚です。自分で自分を誉めたい。や、でもうずしおってその潮の満ち引きが理由で起こってたんですねー。ふーん。いわゆる『ふーん』としか感想しかないですけど、まあ、とりあえず、受付の綺麗系お姉さんとかは何を思って生きてるんだろう。
で、ちょいと疲れたのでお茶の時間です。というかこの館は終了時間らしく、受付のお姉さんでは多分ないふつうのお姉さんが掃除を始めました。いや、受付のお姉さんかもしれない。よく分からない。というか、僕より年下かもしれないのでお姉さんという呼び方は適当ではない。受付の女性。そ、この言い方だな。
んで、最後に展望台に行って周りを見渡してみました。なんか、さくらいくん笑顔です。ちょっと心配になるくらいの笑顔をしています。っていうか『うずしおラボ』いったいなんだったんだろうな。淡路島はなんだったんだろうという施設が盛りだくさんな気がします。それは僕らがわざわざそういう施設を選んで行ってしまったのか、もともとそういうものだらけなのか、あるいは淡路島にそういうものを求めていけないのかよく分かりません。
第三日目夜 1998.09.14 - 秋田町で飲み -
これ以降のコメント作り中です〜
第四日目 1998.09.15 - 日和佐 大浜海岸 -