モルダーとスカリー  第2章


 スカリーとモルダーは車で移動していた。

スカリー「どこに行こうとしているの? モルダー」 モルダー「Xファイルをおびやかす奴から呼び出された場所に向かって いるのさ」 スカリー「モルダー、わざわざ自分から危険の中に入って行くこともな いんじゃない?」 モルダー「っていうか、行かないと話しが進まなくない?」 スカリー「・・・・」 モルダー「無視しちゃやだー、スカリーちゅわーん。あ、ちょっとファミ レス寄ってっていい? おいら、もう腹へって動けねえ」 スカリー「・・・・」 モルダー「もう、分かったーよう、わがまま言わないからー、返事してよう」 スカリー「何よ」 モルダー「わあ、返事してくれたあ、スカリーちゃんぷりちー」 スカリー「そういう軽々しい言い方やめてくんない」 モルダー「むっとした顔もぷりちー」 スカリー「もう、馬鹿じゃないの」 モルダー「・・・・」
 モルダー急に黙り込む。
スカリー「モルダー、どうしたの?」 モルダー「・・・・」 スカリー「ねえ」 モルダー「・・・・」 スカリー「何、しかと決め込んでんだよ」 モルダー「スカリーちゃーん、こわーい」
 スカリーとモルダーの妖怪道中記は続く。

[戻る]