ふあー、いい湯だったなー。風呂上がりにパンツ一枚でデトロイト子の前にわざと姿を現すデトロイト子父。軽蔑の目でそれを見るデトロイト子。
言われちゃうぞ！言われちゃうぞ！ ちょっと、お父さん、パンツ一枚でうろうろしないでよ！って言われちゃうぞ！ これ、言ってもらうのって父親としての当然の報酬だもんな。って、言わないな。テレビに夢中か。しょうがないな〜。
わざとらしくデトロイト子の前を行ったり来たりするデトロイト子父。あれ、おかしいな。なかなか言わないな。テレビを見続けてるデトロイト子。ちょ、ちょっと、お父さん・・・
お、ついに、言ってくれるぞ！
・・・テレビ見れない、邪魔。
違う！ 違うだろ！ 娘として間違ってるだろ！ 愕然とするデトロイト子父。口をあんぐり開けて娘を見つめます。
ここで父親の威厳を示すチャンス！ 娘として言うべき台詞をガツンと教えなきゃな。よーし。娘とテレビの間で意気込むデトロイト子父。
・・・っていうか、どいてよ！
さて、ここで世の中をまだまだ理解していない娘になんと言って諭すのが最も適切でしょうか？