僕の今のメインの仕事は生協の注文と受け取りです。受け取りの時間が近づくと、家の中であっちへ行ったりこっちへ行ったりと落ち着きがなくなります。生協の受け取りのためだけに１時間前からシャワーを浴び、髭を剃り、髪を整えます。で、毎回どきどきしながら商品を受け取りに行きます。このどきどきは「今日もあの好きな子来てるかな〜、るんるん！」という俗に言う『うきうき気分』に起因するもんじゃなくて、外に出るのが、人と会話するのが（「おはようございまーす」「今日は暑いですね〜」等）久しぶりだからです。
で、商品を受け取りに行くと配達員のお姉さんがかならず毎回今週のおすすめ品みたいなものアピール、そしてそれを注文をしたかということを問うてきます。気弱で見るからに貧弱でもやしっ子の僕は毎回そういう勧誘攻撃でかなりダメージ食います。
おすすめ品を注文してるときはいいんですけど、大概いらないので、どうことわるべきか練習してから受け取りにいきます。
「いや、あの、あるんでいりません」とか「あー、いらないです、今回」とか相手を傷つけずさらりとかわす発音の練習。けっこうさらりと断るのって難しいっすよ。ちょっと、やってみてください。僕的にはちょっと笑顔なんだけど確固たる意志の上での発言だぞ！というのをちらつかせて言うようにしてます。文面にすると「いや（笑）、あの、いらないっす（きりりっ）」って感じで。っていうか、まじ、いらないっすよ！ 毎回毎回訊いてくんなー！なんて少し思うんですけど、これが生協、近所の人との友好関係っていうんでしょうか？ 言わないっすか。
あーあ、生協、年齢別に分けてくれたら、きっと、女子１０人の中に僕ひとり！なんてすごい状況で、前日、遠足ライクに眠れなくて、「ふあっ」とか起きると、受け取りの時間５分前で、髪ぼさぼさのままでていって、「やすださん寝起きですか〜」（２９歳・一児の母）、「髪すごいですよ、あははは」（２６歳、妊婦）とか言われる！言われる！きっと言われる！
って、でも、それ嬉しいかなー。よく分かんない。