あなたは宇宙人の田中さんです。今日も宇宙船の中でさびしい一人暮らしです。外に出て陽にあたるかな。よっこいしょ。ウイーン（宇宙船のドアの音）。わんわんわーん。愛犬のイチローが近づいてきます。よしよしよーし。わんわんわーん。ムツゴロウな感じで愛犬としばし戯れます。よし、今日も散歩連れてってやるからな！わん！というわけで仲良く散歩におでかけです。宇宙船は人里離れた山にあるので散歩しても平気なのです。
わ！イチロー。ひっぱるな！わ！イチロー。そっち行っちゃだめ！イチローに振り回されてます。だめだって！そっち水溜まりあるから。あ！飲んじゃだめ！コラ！言うことを聞け！イチローは無視してはしゃぎまわります。
と、そのとき視力５．０（コンタクトなし０．３）の田中さんは遠くに人影があるのを発見します。やばい！人間だ！隠れなければ。慌てて草むらに隠れます。イチローもぐいっと草むらにひっぱりますが、力が強くて引き寄せられません。イチロー！イチロー！小声で呼びますが知らん顔です。この間に人間はどんどん近づいてきます。わんわんわんわん！イチローも人間に気付いて吠え出してしまいました。
さて、ここで田中さんが人間に怪しまれないためにとるべき行動は何だと思いますか？