時をかけるガール

In Yokosuka, September 2, 1998

 2、3日前に「時をかける少女」がケーブルテレビか何かでやってたので観てたんですけど、これすごいっすねー。たぶん、幼少の頃から何回も見てるはずなのにすごく良かったです、原田知世ちゃんが。だって知世ちゃんが気絶して男二人して保健室(!)に運ぶシーンとか興奮しますよ当然。やー、なんででも保健室っていう字面はこんなに僕らを動揺させ興奮させるんですかね。分からないっす。

ときをかけちゃう系女性

 んで最後のテロップ流れるところでみんなで「時をかける少女(すげー恐い顔の松任谷由実作曲)」を大合唱じゃないっすかー(思わず僕もテレビの前でいっしょに歌ってしまいました)。いろんなシーンで初々しい原田知世ちゃんがにこにこしながら歌ってるじゃないっすかー。なんかとっても原田知世ちゃんをかわいく感じてしまいました。だって「ごろうちゅわーん」とか甘えた声でねだったりしてるんですからね。何をそんな甘い声でねだるんだー!って感じで。これを中学のときとかリアルタイムで見たらずえーったいファンになってると思いました。

 こういう昔の映画とか観るとおもしろいなーって思いますよね。「時をかける少女」って筒井康隆さん原作ですけど、ぜーんぜん筒井作品らしくないですよね。電気グルーヴにおける「虹」みたいな位置付けでなんでしょうかね(電気好きの村上くんでさえ虹だけは嫌いらしい)。っていうか最近本を読んでないんですけど、筒井さんって新しい作品を書いてるんでしょうか、一筒井ファンとしては心配です。や、うそ、そんな心配してません。今僕的には本を読むほどの元気がないというか、活字を追えないというか。

 タイムリープとかできたらなーって思います。過去の自分に「こうするといいらしいよ」と教えてやるとかじゃなくて(結局教えてもやりたいようにやりそうなので)、いろんな女性の若かかりし初々しいころを陰からこそこそ観察してみたいです。とくに幼少のころとか良さそうですよね。んでも、なんか木の陰から子供をぎらぎらした眼で観察してる大人ってむちゃくちゃあぶない奴じゃん。だめだめやっぱ。過去は振り返らないで前を向いて行きましょう〜。

 とりあえず確実に時間は流れてちゃってますねー。




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