こういう酔っているときにそばに僕の好きな女性が居てくれたらといつも思う。好きな女性がそばに居るだけで僕は本当は何もいらない。嘘の欲求を充足して嘘の満足を得てるだけなんだ。僕は好きな人のそばに居たい。好きな人にそばに居てもらいたい。
僕は本当に何をしてるんだろうな。居酒屋で好きな女性とふたりきりになっても、その当時僕の中だけで話題沸騰のMMR(マガジンミステリールポルタージュ)の話しとかしだすしな。ふたりきりになったときくらい自分の感情を正直に話せよ、自分。本当に好きな女性に心から好きって言ったことあるのか? いつも、半笑いで好きだよ〜ってな感じで言ってるだけじゃないのか? っていうもう手後れなんだよな。もう、これが自分なんだ。好きな女性とふたりきりになってもMMRの近藤サトの演技について話し出すやつなんだ。それで家に帰ってから猛烈に後悔するんだ。僕は何をやってるんだろうって。何をしたいんだろうって。
いっつもひとりで飲んでて本当に社宅に住んでるのかって感じ。他の連中は楽しくわいわい週末を過ごしてるのに僕は僕は僕は・・・・。
僕には何もない。本当に何もない。僕は存在ですらない。僕は存在しない。僕はここにいない。
デジカメ買ったのに結局自分および自分の部屋しか撮るものなくて余計に寂しさを感じる。誰か僕と友達になって下さい。それで僕と偽りの笑顔とともに肩を組んで写真を撮ってください。この世は偽りだらけだ。僕が好きな人は本当に純粋に何にも影響されないで好きなのか自分でも判断できない。
僕は消費するだけで全然生産的でない。最悪だ。