スーツと湯気

1998/6/28

 スーツとか買いに行くと、女性の店員さんが近寄ってきて「どんな色のものがいいんですか〜?」とか訊いてくるじゃないですかー。もう、近寄って来られただけで、頭から湯気でてるのに声かけられちゃって(当たり前)、もう動揺しまくりで、「い、いや、なんていうか、えっと、うんとー」とか適当に言ってると「これ、なんていいですよ」なんて言われて、勧められるまま、湯気でつつ着ちゃうと、もう、これ買わなきゃいけないんじゃないか、というか、これ買うことによってとりあえず、この店員は喜ぶわけだから買ってあげようとか思ちゃって買っちゃうわけです。ま、もともとスーツを買いに行ってるんだから全然OKっす。

 んで、いつの間にかシャツとかネクタイとかも合わされちゃってて「これも一緒に?」とか顔を覗き込まれちゃうと、うわーーーーって動揺して混乱して「は、はい!」(元気よく)とか答えちゃいます。っていうか君が好きなんだーーって思いつつ買って、帰るときに「ありがとうございましたー」とか後ろ手に言われて(当たり前)「ああ、良かった〜」って感じです(良くないかもしれない)。

 ま、僕にとって買い物ってのはこんなものです。どうせ、貢ぐあてもないので、いいんですけどね。

 んで、そのスーツを今日取りに行ったら、薄着っす。みんな若者が薄着っす。うわー。

薄着な女性

 薄着良くないっす。動揺するっす。




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