キョウコ先輩との送別

01:16 AM, Aug 29, 1999



「改まって、挨拶というのも照れますね。えへへ。この3段腹ファクトリーに入社したのは5年前です。あ、歳がばれちゃうかな? ははは。みなさんも知ってると思うんですけど、結婚することになりました! 拍手!!」

パチパチパチパチ。

「おめでとう!」
「おめでとう〜」
「キョウコ先輩おめでとう〜」
「・・・。」

「で、今日を持ちましてこの会社ともお別れってことで、うるうる、って誰も泣いてないですね。あは。なんか、ちょっぴり寂しいですけど、しあわせになりますのでよろぴく〜。また近くに来ることがあったら、・・・ゼッタイに寄りませんので(笑)」
「もう! キョウコ先輩、寄ってくださいよ〜(笑)」
「歓迎しますから!(笑)」
「・・・。」

「ということで、迷惑ばかりかけましたがこの5年間どうもありがとうございましたー」

パチパチパチパチ。

「あの、キョウコ先輩、これ、私たちから」
「ええええ!(大げさに驚く)どうもありがとう!」
「開けてくださーい」
「え? いいの? なにかな〜。なんか重いね。・・・あ! 綺麗なグラス! 琉球ガラス?」
「そうです〜。旦那さんと仲良くこれ使ってくださーい」
「使わせて頂きます。あのねー、琉球ガラスはね、」
「赤が高い」
「・・・(誰こいつ?)」
「・・・(誰なの?)」
「・・・(こんなやつ会社にいたっけ?)」
「・・・(誰?)」
「・・・あ、いや、赤が高いの? そう(笑)、じゃあ、なおさら大切に使うね!(誰かしら?)」

やすだ、そそくさとキョウコ先輩に近寄る。

「あ、あの、これ寄せ書きです」


やすだの色紙 to キョウコ先輩



「?(あれ?寄せ書きなんかしたっけ?)」
「?(あれ?寄せ書きなんかしたかなあ?)」
「?(あれ?寄せ書き?)」
「?(なにこの寄せ書き?)」

「あー、ありがとう・・・。ん?(その寄せ書きを読んで固まる)」
「!(うわ、全部やすだ)」
「!(やすだばっかしじゃん)」
「!(なにこれ〜、似顔絵入り!)」
「!(ひ〜、やすだオンリー、キモイー)」
「どういたしまして。こえからも影で見守っていきまーす」




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