熱い想いは宙に消える

1998/3/22

 社宅の近くのコンビニでエロ本とか買うのも(この歳でも買ったときはうきうきしちゃう)全然平気になってきた今日この頃、僕もそろそろ車に轢かれたりして死にそうです。

 エロ本とかとことこ歩いて買いに行って、その帰り際に車に轢かれて死んだら最悪ですよね。道路に買ったエロ本とか散乱しちゃったり、遺品のコーナー?に収められちゃったりするわけじゃないっすか。だからエロ系のグッズを買いに行ったり借りに行った帰りは、細心の注意を払って僕は戻ってきます。あ、棺にエロ本とか「好きだったのよね〜」とか入れられるのもかなりいけてない男という共通認識が葬列参加者にもれなくできてしまうので、是非やめて欲しいです。しないでくださいね、ホント。

 で、あまりに最近寂しいので、このメールアドレスから会社の自分のメールアドレスにメールを送っちゃおうかと思っちゃいます。「やすだくぅ〜ん、元気? また今度飲もうね。」とか書いて。またっていつも飲んでるじゃん、お前って感じ。

ワイルド系

 過去のメールをたまたま読んだりすると本当にいやな汗かきますね。そのときそのときで正直な気持ちをつらつら書いて送ってることは送ってるんですけど、ラブレターってのは書くという行為と投函という行為が離れてるんでそれなりの葛藤とかあって内容が吟味されるんですけど、メールってのは書いた気持ちの盛り上がりのまま送信ボタン押せちゃいますんで、かなり恥ずかし気なメールとか送信済みフォルダに並んじゃうんですよね。

 そういう意味でメールってのは素晴らしい。だって女の子に電話かけると、大概迷惑そうにするんだもん、っていうかすぐ切ろうとするんだもん。そういうのが受話器越しにひしひしと伝わってくるんですよね。その点、メールっていうのは文章の裏にあるめんどくささ、やる気がないのに書いてる感じ、もうメールを送るのうざい等の感情が伝わってくるで・・・・って同じじゃないかよ! もう。

 メールで伝えたあの熱い想いも彼女のフォルダの中で消える。




[NMP] [はなし98]

いわしたさん、結婚しないで