でも、なんかこうして憧れの泥子ちゃんと花火見に来れて、僕一生の運使っちゃってるのかなー。え? なに? ごめん、花火の音でよく聞こえない。え? ダイナのお面欲しいの? あ、じゃ、それもね、って泥子ちゃん、僕の話聞いてる? わー、うそうそそんな睨まないでよー。聞いてるよね、うんうん。でも泥子ちゃんの睨んだ顔ってすっごくプリティ! 今脳裏に焼き付けちゃいました。
あれ、泥子ちゃん、どこ行くの? 怒ったの? やー、ごめん僕浮かれすぎてしゃべりすぎちゃったかもしれない。わー、泥子ちゃん無視しないでよー。ねー、待ってよ、待って。どうしちゃったの? 突然。調子悪いの? もう帰ろうか? え? ここに座るの?
ふう。疲れちゃったね。んー、この辺は海のにおいするね。でも夜の海ってなんか恐いよね。飲み込まれそうだよね。あー、でも泥子ちゃんとこうしてると気分が安らぐなー。そばにいるだけで僕心安らぐ故キミ泥子ちゃん。
ね、ね、泥子ちゃん、さっきから海ばっかり見てるね? 僕に興味ないのは分かるけど無視しないでよー。あー、でも、こんだけ離れると誰もいないね。良さ気。
!!!!!泥子ちゃん? いや、あの、突然、ど、どうしたの? わ! やめて、やめて。ここ、外、外。わ! ら! が! うわうわ、そんな、すごい、泥子ちゃん、や、で、そんな強烈な技、あ、すごい、あ、もう、そこは、が、ど、ど、泥子ちゃん、そんな、すごい、ど、泥子ちゃん泥子ちゃん泥子ちゃん泥子ちゃん泥子ちゃーーーん・・・。
(・・・夢で逢えただけでしあわせ・・・)