(ごそごそ) うわー、ネクタイじゃーん。しかもピカチューのネクタイじゃん。うれしいなあー、本当にうれしい。僕がピカチュー好きってどこから調べたのー? もうかわいいことするなー、泥子ちゃん。僕、女の子からプレゼントなんてもらったことないからまじうれしい。なんか涙でてきた。本当にありがとう! もう抱きしめちゃう!! (がしっ)
(ばちーん)うわ、な、なに? ど、ど、泥子ちゃん、なんでビンタ? ビンタすることないじゃん。ただうれしくて抱きついただけなのにー。もう、僕のこと嫌いなの? 嫌いなんでしょ? ね? って黙らないでよお。分かった、分かった、突然でびっくりしたんだね(まったくもって都合の良い解釈)。もうプリティ! 泥子ちゃん! 大好き!!
あれ、泥子ちゃん、このネクタイ、ここになんかシミみたいの付いてるよ。新品のはずなのにおかしいね。あれ、泥子ちゃん、何、赤面してるの? なんか意味ありげだなー。あ、わざと何か付けたんだなー、もう。何、このシミ、教えてよー、教えて、泥子ちゃん。くすぐちゃうぞー、このこのこのう(こそこそこそー)
(がつーん)うわ、痛っ! まじ、痛っ! ど、ど、泥子ちゃん、なんでグー? グーで殴ることないでしょ? せめてパーでぶってよ。うわ、なんかじんじんしてる。涙でてきた。もう、なんで僕をぶったりするの? しかもグーで。あ、泥子ちゃん、もしかしてサド系? かわいい顔してサド系? あ、僕がマゾ系と知ってわざとそういうことしてくれたの? うわー、泥子ちゃん、考えてるなー(ついていけないくらい都合の良い解釈)。心までプリプリプリティ故キミ泥子ちゃん・・・。
んー、なんかだんだんと現実にいる時間より妄想時間のほうが長くなりつつあるな・・・