ボーイズビー　ＮＭＰエディション BOYS BE... NMP Edition

「怪子先輩！　オレ、先輩が卒業しちゃうなんてやっぱり堪えられないよ！」
「どうして？」
「そ、それは・・・」
「それは？」
「それは怪子先輩のことがずっと前から好きだからだよ！」
「・・・」

「突然でごめん。でもオレ怪子先輩がこの学校からいなくなるってことで、初めて自分の気持ちに気付いたんだ。オレは怪子先輩のことが好きなんだって」
「・・・ホントに突然ね」
「怪子先輩、ごめん。自分の気持ちしか考えてなくて」
「っていうか、怪子的にはキミのこと好きじゃないし」
「え？」
「あんた、気持ち悪いし」
「・・・」
「なんかうちにアニメのＬＤとかたくさんもってそうじゃん、とりあえず。まったく虫酸が走るね」
「・・・確かにアニメのＬＤ持ってますけど、そこまで言わなくても・・・」
「いや、敢えて言おう。キミは気持ち悪い。もっというなら大嫌い」
「怪子先輩・・・」
「先輩、先輩って呼ぶなよ。キミが後輩なんて思ったこと怪子的にはぜんぜんないんだから」
「・・・」
「っていうか、わざわざ屋上に呼び出すなよ」
「す、すいません・・・」
「はい、じゃ、BOYS BE的にはキスしないとたぶん終わらないからキスすれば」
「していいんすか？」
「しな、決まりだから」
「はい、じゃ失礼して（ちゅっ）」