#06@さんをコインランドリーで想う

コインランドリー 今日は雨だったので近くのコインランドリーに洗濯物を乾かしに来ている。乾くのを待ってる間、僕はいろんなことを考える。半笑いになったり3/4笑いになったり笑いになったり照れたり恥ずかしくなったりする。まわりから見たら気味悪いだろうなーと思いつつやってしまう。

@さんに会わなくなってもう2ヶ月くらい経ったと思う。どうしちゃったんだろう? いつもなら、何気に背後から「やすだくぅ〜ん」って感じで猛ダッシュで近づいてきて背中にペタって張り付いてくれたりするのに。

「@さん背中に張り付かれるとぞくっとするからやめてくださいよ」
「やめない」
「・・・」


実は僕は@さんの電話番号も住んでるところも知らない。なんとなくあの辺りに住んでるんじゃないかと予想はついてるんだけど、行って確かめたわけじゃない。今度@さんに会ったら連絡先を聞いておこう。

何か約束をするときは必ず@さんの電話から始まる。でも僕は@さんに電話番号を教えた記憶はぜんぜんない。そうだ。だからなんだな。普通、電話番号を教えるとき一方的に教えて終わりっていうことはないもんな。

乾燥機の中でまわってる洗濯物をみつめてると、僕がおもしろ半分に@さんを洗濯機の中に入れて遊んだことを思い出す。

「わ、や、ぶ、だ、くん、しゃ、め、て、ぶは、や、めて、と、みぇ、て」


でも、これだけ@さんに会わないと不安になる。何かあったんじゃないか? 車に轢かれて内臓飛び散ってるんじゃないかとか、腹に爆竹仕掛けられて内臓飛び散ってるんじゃないかとか、子供たちに思いっきり鷲掴みされて内臓飛び散ってるんじゃないか、とか思いを巡らせてしまう。

そんなことはない。そんなことは起こるはずもない。

乾いた洗濯物をかごに入れて家に戻ると@さんから手紙が来ていた。




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