しんくろちっく


シンクロ企画を独立させることになりました。
同じ内容を違う人が書くと、ちょっと変わったニュアンスになってしまうんですね〜

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やすだ  

=首里城公園=
彼氏くんが沖縄にきて、6日目にして国際通り以外の観光スポットである、玉泉洞へ行くことにななりました。
彼氏くんは、あまり、観光というものに興味がないらしく、どこに行きたいかの主張がなかった為に、ふらふらと観光スポットか?ここ!と、思ってしまう場所ばかり行っていたので、母がたまりかねて、

「観光くらいしたら?」

ってことで、母、姉、私、彼氏くんで、沖縄の有名な観光スポットである所の玉泉洞に行くことになりました。が、家を出る数分前に私のおばさんから母へ、お仕事の依頼が・・・
おばさんは、首里城公園で観光客相手にお店を開いているので、その店番をしてほしいとのこと。で、急遽、行き先を首里城へ変更!まっ、歩いていける距離である首里城にすら行っていなかったので、結果的には良かったんだけどね。
そして、母はお仕事へ。姉と私と彼氏くんは首里城見学に行くことになりました。

私は、前に大学の友達と首里城の中に入ったことがあるので、乗り気出はなかったのですが、入ってみるとそうでもなく、琉球美人の屏風をしげしげと見てしまいました。彼氏くんは、首里城の中には興味がないようで、最後に回るおみやげ品店にある、首里城の解説が書いている(質問が扉に書いてあって、その扉を開くと答えが読める)扉をぱたぱたと開いては読まずに閉じて、ってかんじで遊んでいました。なにがおもしろいのかよくわからないんですけど。

首里城では1時間ほど時間を費やし、時間が余ったので、近くにある王様のお墓である『玉陵(たまうどぅん)』に行きました。そこは、墓と言うより石で出来た家のようで、墓の前には広い庭がありました。

ものすごく暑い日だったので、玉陵をそうそうに引き上げ、クーラーのきいた公園内の建物で、母の仕事が終わるのを待ちました。

そうそう、おばさんが開いているお店の隣に、鳥の操り人形を販売しているおじさんがいます。
おじさんは、お客さんがいないときは店の中で涼んでいるのに、お客さんが来ると奥から出てきて、操り人形を持って動かしながら、

「しつけがいいので餌はいりません・・・」
「餌は自分で拾って食べます・・・」
「ごひゃくえん・・・」

ってかんじで、ぼそぼととつぶやきます。無表情なのに、鳥はかわいく動くので、そのギャップがおもしろくって、ずっと笑っていました。
彼氏くんは、その鳥がお気に入りらしく、観光客が買って遊んでいるのを見て、うらやましそうにしていました。欲しいなら買えばいいのに・・・

July 3, 1999
サボテン



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